保護者の皆様へ

6日間かけて行なわれた分散登園が終わり子どもたち全員の登園がはじまりました。バスの運行も開始されておりますが、蜜を防ぐため一日交替でバス利用できる日、できない日と2分割での対応をさせていただいております。ご不便をおかけいたしますがしばらくの間よろしくお願いいたします。

Withコロナということで様々な場面で新しい生活様式を取り入れるよう盛んに言われています。その新しい様式は、本来人と人との関係性の中でごく自然にとりおこなわれていたものを制限するものとなっています。他者との距離が近すぎてはいけない、食事中話してはいけない、親密さを表現するための握手やハイタッチ、ハグしあうことなどもってのほか。学校等では大きな声で歌うことも控えなければいけない。マスクをつけることは予防のために有効なことだと思っても、相手の表情が見えないことは円滑な人間関係を阻むことにならないだろうか。どれもこれも乳児や幼児とともに過ごす保育の場では、今まで大切に育んできたものあるいはその方法だったりしているので大きな戸惑いを禁じえないところです。

その様な中で、先日京都大学の学長がインタビューに答えていたことが印象に残っています。ゴリラの生態の研究を通して人類学を研究している方とあって、人類は人との結びつきを様々な方法や手段を使って、繰り返し試したり挑戦したり、うまくいかず元に戻したり再度構築したりしながら、その長い歴史の中で進化してきたという話は非常に説得力があり興味深く聞くことができました。そしてコロナの時代にあってもきっと新しい関係性を模索し築いていけるのではないかという言葉に元気づけられたのです。少しでも希望を持ちながら前を向き歩いていきたいものです。

 

 

令和2年6月17日

桶川ときわこども園

園長 関口瑞代